歯肉炎及び歯周疾患が増加中…今こそ口腔ケアの見直しを

歯磨き

臭いのトラブル

臭いのトラブルに関するニュースや記事を最近よく目にします。
これらは、本人が気付いていないことが多いこと、デリケートな問題であることから解決をさせることがとても難しい問題です。

職場や電車内、といった場所で臭いのトラブルに遭遇したことがある人は多くいるものです。
臭いの悩みというのは、人によって様々なものがあります。
体臭や加齢臭、ワキガ、おならといった様々な臭いの原因があり、自覚している人もいればそうでない人もいます。

また、嗅覚というのは人によって差があります。
敏感に反応してしまう人もいれば全く気にならないという人もいます。
これも、気になる臭いがあったとしてもその人に伝えられない原因なのです。

歯肉炎及び歯周疾患による口臭

近頃、加齢臭が話題になり気にする男性も増えてきました。
男性というのは加齢とともに大衆に変化が出てくるもので、その臭いが科学的に証明されたために気遣う必要性が言われ始めました。
世間に加齢臭というものがあることが浸透したことで、中高年のおじさんは自分からこの加齢臭が出ていないか気をつけるようにもなりましたし、必要なケアを行う人も増えています。

このような自分の臭いというのは自覚症状のないものがほとんどです。
加齢臭についても本人は自分でその臭いを感じておらず、家族から指摘されたり周囲が話題にするため気にするようになったという人が大多数で、自分で自分の臭いが気になってケアを始めたという人はあまりいないものです。

これと同じことが歯肉炎及び歯周疾患による口臭にも当てはまります。
歯肉炎や歯周病というのは、ここ数年増加している病気です。
そして、男性よりも女性の方が多いのが昨今の統計から判明しています。

口臭というのは、歯磨不足や食習慣が乱れることで起こると思われがちです。
しかし、最近は歯周病や歯肉炎といった歯のトラブルによって起こるものも多いです。

歯周病というのは、最近に感染して起こる炎症です。
歯と歯肉の境目の部分の清掃がきちんとできない状態が続くとそこに細菌が繁殖して炎症を起こします。
この炎症が起きても痛みがないために放置してしまうことが多く、進行しても気づかないことが多く、最終的には歯の土台まで溶けて歯を抜かなければならない状態になることもあります。

歯肉炎及び歯周疾患は、歯磨きが不十分であったり、砂糖の過剰摂取によって歯垢がたまることが原因で起こります。
ただし、毎日歯をしっかり磨いていても磨き残しは出るものですし、歯磨きでは取り除けない汚れというものはあるものです。
そこで定期的に歯科医院で歯垢を除去することが必要です。

歯周病や歯周疾患になる際には、歯垢がたまっておりその歯垢が口臭の原因となります。
定期的に歯垢を除去することで、口臭予防にもなりますし歯を白くすることもできます。

人と話をする際、どうしても相手の口臭というのは気になってしまうものです。
マナーとして日頃から歯磨きやマウスウォッシュをしたり、ガムを噛んだりと口臭に気をつけ、定期的にプロの手で歯垢除去のメンテナンスも行うことが重要です。

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