病院で活躍する薬剤師について色々調べてみました!

錠剤薬

就職の窓口が増加している

現在、薬剤師が活躍している職場の大多数は私たちに最もなじみの深い調剤薬局やドラッグストアです。
実際に、国家試験に合格した薬剤師の半数以上がこれらの職場に就職しています。
調剤薬局も、ニーズに応えるために従来の平日の朝から夕方までだけでなく、夜遅くまで処方箋の受付をしたり土日も受付をしたりしているため、就職の窓口が増えています。

同様に、ドラッグストアも近年店舗数を増やしているために就職口が多くあります。
ドラッグストアには処方箋受付の窓口があるものとそうでないものがあり、どちらでも薬剤師の必要があります。
薬の中には第一類医薬品から第三類医薬品まであり、第一類医薬品は、薬剤師がいないと販売ができません。

処方箋窓口がない薬局でも、第一類医薬品を取り扱いたければ薬剤師を雇い入れる必要があるのです。
薬剤師を雇わず第二類や第三類のみを販売することもできます。
しかし、適切な薬を購入するためのアドバイスを行ったり、禁煙補助剤や胃薬といったニーズの高い第一類医薬品を取り扱うためには薬剤師が必要であるために、薬剤師を配置するドラッグストアが多くあるのです。

このように、最も多くの薬剤師が就いている職場が調剤薬局やドラッグストアであるため、多くの人が薬剤師の仕事と聞くとこれらの職場を思い浮かべるものです。
しかし、他にも仕事の場所は多くあり、そのニーズはこれからも広がると考えられています。

病院で働く薬剤師

病院で働く薬剤師には幾つかの仕事があります。
まずは、入院患者に投薬する薬の管理が仕事としてあります。

病院には様々な診療科があり多くの人が入院しています。
その人たちが食後に服用する薬の内容を確認して処方箋通りに調剤して準備をしたり、薬の在庫を管理したり、患者さんの薬の効いている様子や副作用の確認といったことをしています。

他にも、大きな病院であれば病院内に研究施設がありそこに研究職として働くことができる場合があります。
また、医師や看護師に向けて薬についての研修をすることもあります。
このように、薬剤師として調剤以外にも仕事のばがあるのが病院で働く薬剤師です。

また、最近ではチーム医療が浸透してきています。
これは、医師や看護師といった医療に関わる人たちがチームを作り多方面から医療に向き合うという仕組みです。
薬剤師の中にはチーム医療の一員として医療に携わっている人もいます。

チーム医療の中で働く際には、医師や看護師に求められればすぐに出てくるように薬学の知識も最新のものまでしっかりと身につけておく必要があります。
また、医師や看護師と同じような知識を身につけておく必要もありますから、かなり勉強量が必要です。
ただし、薬剤師には珍しく直接患者さんと触れられる機会も設けられますし、自分で患者さんの薬の効果を確認できるという点ではとてもやりがいのある仕事と言えます。

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