あなたは知ってた?口内炎の市販薬について

口

体調不良や食生活の乱れで起きる

誰もが人生の中で一度は口内炎に悩まされたことがあるものです。
口内炎とは、口の中やその周辺の粘膜に起こる炎症のことです。
口内炎にも幾つか種類があるのですが、最も多いのは原因がはっきりとしないアフタ性口内炎というもので体調不良や食生活の乱れによって起こります。

私たちの口腔内というのは食事をしたり呼吸をしたり、話をしたり、をいうたびに常に外部の空気と接触しているために細菌やウイルス、埃が付いたりそのまま侵入してきたりする可能性も多い場所です。
原因がはっきりしているものであれば治療もしやすいですし予防もしやすいのですが、このようにウイルスや細菌に触れることも多々ありますし、原因がわからないケースも多くあるので日頃から気をつけていてもできてしまうことも多々あるものなのです。
予防は難しいですが、治療法や薬の種類を知っておくことで悪化を防ぐこともできます。

口内炎の治療法

口内炎の治療というと薬を塗布する場合と服用する場合とがあります。
病院で治療をしてもらうこともできますが、口内炎のためだけに通うのはなかなか難しいものです。
そこで、口内炎ができたら飲み薬や塗り薬で対応をしてそれでもなかなか治らない場合には通院するという方法が取れます。

飲み薬は、主にビタミンB群やビタミンCなどのビタミン群の他に、トラネキサム酸や生薬、アミノ酸などが配合された製品もあります。
手元に口内炎用の薬が無ければビタミン剤を服用することもありますし、最近は錠剤だけでなくドリンクタイプのものを服用する人もいます。
口内炎ができやすく予防のために継続して服用する場合には錠剤を、たくさん口内炎ができたり痛みがひどかったりして即効性が欲しい時にはドリンクタイプを服用するのがオススメです。

口内炎に効果のある薬は、口内炎用と書いているものとそうでないものとがあります。
ビタミンB2は粘膜の修復に効果があるために、口内炎以外にも喉の炎症や肌荒れにも効果があるため、他の成分で炎症を鎮めるトラネキサム酸が配合されていると喉の痛みにも効くものになりますし、コラーゲンのような肌荒れに効くものを配合してニキビや肌荒れ対策のものとして販売されていることもあります。
どちらのタイプを選んだから効果が出やすいというものでもないので、自分に取って汎用性のあるものを選ぶのがオススメです。

塗り薬は患部に直接塗ることができるので効果を感じやすいです。
しかし、口内なのでなかなか長時間塗布することが難しいこと、薬が患部につきにくいことから、少しでも長く確実に患部に薬が付着するように唾液を拭き取っておいたりしばらく飲食をしないタイミングで塗布したりする工夫が必要です。

口内炎用の塗り薬は複数のメーカーから販売されています。
基本的に配合されているものは同じですが、効果が出る口内炎の種類が特定されているものもありますし、粘膜に付着しやすかったりしにくかったりという違いもあります。
自分の口内炎の種類や口内炎の場所に応じて選ぶことが重要です。

飲み薬や塗り薬のどちらかを使用しても効果が見られない場合には、どちらも並行して服用することもできます。
しかし、薬が合っていないことも重症であることも考えられますから、効果が出ない場合には医師に見てもらい適切な処置をしてもらうことが望ましいです。

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